大人こそ楽しめるクレヨンしんちゃん映画!歴代作品を一挙紹介

子どもの頃、ハラハラしながらみた記憶のある方も多いでしょう『クレヨンしんちゃん』の劇場版シリーズ。子どもだけでなく大人も引き込まれる魅力が詰まっています。今回は、大人の視点で劇場版クレヨンしんちゃんの魅力に迫り、心に残る名作映画を解説していきます。「これ好きだったなあ」「まだ知らない映画だ」など、楽しみながら見ていってくださいね。



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1. 『クレヨンしんちゃん アクション仮面VSハイグレ魔王』(1993)

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劇場版クレヨンしんちゃんのシリーズの出発点を飾る『クレヨンしんちゃん アクション仮面VSハイグレ魔王』。アニメ版のクレヨンしんちゃんの世界観をそのままに、ヒーロー物の要素をふんだんに取り入れ、子供たちが夢中になれる冒険活劇としての魅力を存分に発揮しています。

しんのすけが崇拝するアクション仮面との共闘という夢の展開は、当時の視聴者の心を鷲掴みにしました。

その一方で、ハイグレ魔王というコミカルかつ強烈な敵キャラクターはシリーズ独特のユーモアを持ちながらも、物語全体に緊張感を与える不思議な存在。劇場版クレヨンしんちゃんシリーズの奇妙な敵キャラのイメージはここでほぼ完成しています。

当時テレビアニメの人気を背景に、劇場版がどれほど受け入れられるかは未知数だったそう。しかし、この第1作が予想を超える成功を収め、以降の劇場版クレヨンしんちゃんシリーズの道を切り拓くことになりました。

2. 『クレヨンしんちゃん ブリブリ王国の秘宝』(1994)

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シリーズ第2作目にあたる『クレヨンしんちゃん ブリブリ王国の秘宝』。この映画では「ブリブリ王国」という架空の南国が舞台となり、しんのすけは秘宝を巡る壮大な冒険に巻き込まれます。
しんのすけが一介の少年から、時に国際的な大事件に巻き込まれるという非日常的なストーリーが見どころで、まるでインディ・ジョーンズのような大冒険が展開されます。

映画オリジナルキャラクターの「ブタのヒヅメ」や「ルル・ルル王女」といった個性的な登場人物も魅力的で、シリーズ独自の世界観を広げる一助に。また、ブリブリ王国の秘宝を巡るコミカルなやり取りと、スリリングな展開のバランスが絶妙で、手に汗握りながらも、声を出して笑ってしまうようなシーンも多くあります。

しんのすけの自由奔放な性格が、場面ごとに予想外の展開を生み出し、映画全体にテンポの良さを与えているのは劇場版ならではのポイントでしょう。映画を通して、ただの「おバカ」な幼児ではなく、意外にも機転を利かせる場面も見られるため、しんのすけの新たな一面を垣間見ることができるのです。

前作の成功を受けてよりスケールアップした本作は、クレヨンしんちゃんの映画がただのテレビアニメの延長線上にとどまらない、独自の冒険物としての地位を確立する作品となりました。

3. 『クレヨンしんちゃん 雲黒斎の野望』(1995)

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第3作目『クレヨンしんちゃん 雲黒斎の野望』は、シリーズにおいても特にSF要素が強い作品。タイムトラベルという壮大なテーマを扱いながらも、しんのすけ特有のボケが存分に盛り込まれており、子どもにも親しみやすく仕上げられています。

物語は、未来から来たロボット「タイムパトロール」としんのすけが協力し、歴史を改変しようとする悪の科学者・雲黒斎の野望を阻止するという筋書き。このタイムトラベル要素はシリーズ初の挑戦で、異なる時代や場所に飛び回る展開は視覚的にも飽きさせない工夫が凝らされています。

しんのすけが過去の世界で繰り広げる騒動や、未来の技術を駆使したアクションシーンも見どころ。制作当時、クレヨンしんちゃんの映画はより幅広いジャンルに挑戦する意欲的な姿勢を見せていました。この作品はその象徴的な例であり、SF、アクション、コメディと多様なジャンルの要素を取り入れた作品と言えます。

しんのすけの自由奔放な性格が、時代を超えたトラブルの連鎖を引き起こす脚本は見事で、笑いとスリルが絶妙に絡み合い、作品に引き込まれます。

4. 『クレヨンしんちゃん ヘンダーランドの大冒険』(1996)

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『クレヨンしんちゃん ヘンダーランドの大冒険』は、しんのすけの奇想天外な冒険をさらに深めたシリーズ第4作目。遊園地「ヘンダーランド」が舞台となり、しんのすけが不思議な世界に迷い込むファンタジー要素が前面に押し出されています。しんちゃん映画の中でも特にシュールで、独特な世界観を持つ一作です。

物語は、しんのすけが遊園地に訪れた際に、そこで起きる奇怪な出来事に巻き込まれ、魔法の力を持つ敵「魔人アクション仮面」たちと戦うというもの。劇中に登場する個性的なキャラクターたちや、不思議なアイテムの出現は、まるでしんのすけが絵本の世界に迷い込んだかのような感覚。

この作品は、前作までのアクションや冒険に加え、ファンタジーや魔法の要素が強調されています。しんのすけが普段とは違う幻想的な世界で、勇敢に立ち向かう姿が描かれ、成長したヒーローとしての一面も垣間見ることができます。

5. 『クレヨンしんちゃん 暗黒タマタマ大追跡』(1997)

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『クレヨンしんちゃん 暗黒タマタマ大追跡』は、クレヨンしんちゃん映画の中でも特にアクション要素の強い作品。しんのすけが国際的なスケールの事件に巻き込まれ、暗黒組織「タマタマ一族」が狙う「暗黒のタマ」を巡る冒険を繰り広げます。

映画の中心となる「暗黒のタマ」とは、世界を支配できる力を秘めたアイテム。しんのすけとタマタマ一族のリーダーであるマミーの対決シーンは、コミカルながらも緊張感が漂う見どころの一つです。また、しんのすけが独特の機転を利かせ、ギャグで状況を打開していく展開は、しんちゃんファンにとってはたまらない魅力。

多彩なアクションシーンが特徴の本作は、とくにクライマックスのシーンに映画のテンポが一気に加速します。シリーズのエンターテインメント性を維持しながらも、アクション映画としての完成度を高めることを意識しており、十分に大人も楽しめます。

6. 『クレヨンしんちゃん 電撃!ブタのヒヅメ大作戦』(1998)

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『クレヨンしんちゃん 電撃!ブタのヒヅメ大作戦』は、クレヨンしんちゃん映画の中でも屈指の人気を誇る作品の一つです。パイ映画を彷彿とさせる本格的なアクションと、しんのすけらしいユーモアが絶妙に融合した作風で、しんちゃん映画史上、最高傑作と言われることも。

物語は、国際的な陰謀を企む悪の組織「ブタのヒヅメ」から、しんのすけとその仲間たちが世界を救うという、壮大なストーリー。とくに、ひろしやみさえが普通の親でありながら、何の変哲もない日常から突如として世界を救う使命に巻き込まれる展開は当時新鮮でした。家族全員が活躍するストーリーは、シリーズの他の作品にはあまり見られず、ここが出発点といっても良いでしょう。

また、「カンタム・ロボ」や「ヒーローごっこ」など、しんのすけの空想世界が現実とリンクする形で描かれた戦闘シーンの迫力。笑いを誘う軽妙なやり取りのバランスも非常に良く、アクションとギャグの両方で見ごたえがあります。

7. 『クレヨンしんちゃん 爆発!温泉わくわく大決戦』(1999)

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『クレヨンしんちゃん 爆発!温泉わくわく大決戦』は、温泉を舞台にした一風変わったアドベンチャー映画。地温泉を巡る壮大な陰謀しんのすけたち野原一家が巻き込まれ、温泉エネルギーを使った戦いに挑むというユニークな設定が話題を呼びました。

映画全体を通して、温泉という日本独自の文化をベースにしながら、しんちゃんらしいシュールな笑いが盛り込まれており、観客を飽きさせない工夫が満載。温泉の守護神「オギャー」との出会いや、温泉をエネルギー源とする秘密兵器など、ファンタジー要素も強く、従来のしんちゃん映画とはまた違った楽しみ方ができる作品です。

とくに見どころは、ひろしとみさえの夫婦漫才が織り成す笑いの連続。家族愛が随所に描かれており、温泉というリラックスした空間にはミスマッチな熱い戦いが繰り広げられます。さらに、劇中で繰り広げられる温泉対決は、しんちゃん映画ならではのコミカルな演出が効いており笑いを誘います。

この映画の舞台が温泉に決まった背景には、日本人にとっての「癒しの空間」としての温泉文化を映画に取り入れたいという意図があったと言われています。この作品も、アクションとコメディのバランスが取れた良作であり、ファンからも根強い人気を誇っています。

8. 『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶジャングル』(2000)

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『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶジャングル』は、野原一家が南の島に旅行に出かけた先でジャングルの危機に立ち向かうという冒険アクション映画。コミカルな要素はそのままに、家族全員が一致団結して試練に立ち向かう姿が描かれており、笑いあり、感動ありのストーリーが展開されます。

ジャングルで出会う動物たちや、過酷な環境の中でサバイバルを余儀なくされる野原一家が、笑いと感動を交えながら危機を乗り越えていく姿は、しんちゃん映画ならではの見どころと言えます。

しんのすけが見せる勇気と、みさえやひろしが家族を守るために奮闘する姿が印象的で、普段はどこかズレたキャラクターたちが、緊迫した状況下で真剣に協力するシーンは、まさに緊張と緩和。また、敵役の「ジャングルレディース」とのやり取りも、コミカルでかつアクション満載で、テンポの良さが秀逸です。

9. 『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲』(2001)

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『モーレツ!オトナ帝国の逆襲』は、クレヨンしんちゃん映画の中でも屈指の名作として知られ、ファンの間で「泣けるしんちゃん映画」として高い評価を得ています。物語の舞台は「20世紀博」という昭和レトロなテーマパーク。オトナたちが子ども時代のノスタルジーに囚われ、現実世界を放棄してしまうという奇抜な設定です。

特に印象的なのは、しんのすけが家族を救うために孤独に奮闘する姿。父・ひろしの過去を振り返るシーンでは、普段コミカルな彼が真剣に家族への想いを語る場面が多くの観客を感動させました。

制作の背景には、日本社会の昭和ブームや、大人たちの「過去に対するノスタルジー」がありました。監督である原恵一は、“世代を超えて楽しめる映画”を意識してこのテーマを選んだとされています。その結果、単なるギャグ映画の枠を超え、家族や時代の変遷に対する深いメッセージを伝える作品となりました。

10. 『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ アッパレ!戦国大合戦』(2002)

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『嵐を呼ぶ アッパレ!戦国大合戦』は、戦国時代を舞台にした時代劇要素を取り入れた異色作。しんのすけが戦国時代にタイムスリップし、戦乱の中で出会った若武者・又兵衛やヒロインの廉姫との関わりを通じて、人間関係や戦国時代の厳しい現実に触れます。戦闘シーンや政治的駆け引きなど、しんちゃん映画とは思えないほどの本格的な時代劇に驚かされた方も多いはず。

この映画の評価は非常に高く、とくにストーリーの完成度やキャラクターの深い描写が話題となりました。また、原作ファンのみならず、映画ファンや時代劇ファンも巻き込み、アニメ映画として異例の評価を受けました。日本アカデミー賞最優秀アニメーション作品賞も受賞しており、クレヨンしんちゃんの名作として語り継がれる一作です。

11. 『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ 栄光のヤキニクロード』(2003)

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『嵐を呼ぶ 栄光のヤキニクロード』は、クレヨンしんちゃん映画の中でも特に「家族の絆」を描いた作品。野原家全員が大活躍します。焼肉がテーマという一見コミカルな設定ながらも、緊迫感のある逃亡劇が続き、笑いの中にもスリルを感じさせる映画です。

この作品では、しんのすけが家族を守るために奮闘する姿や、ひろしとみさえの夫婦愛がコミカルに描かれ、日常生活に潜む家族の絆を強調しています。また、敵役とのコミカルなやりとりや、焼肉を巡る狂気じみたストーリー展開は、シリーズ屈指のユーモアが光ります。かなりシンプルな設定ながら、テンポの良いアクションと家族愛が際立ち、ファンの間で根強い人気を誇っています。

12. 『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ!夕陽のカスカベボーイズ』(2004)

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『嵐を呼ぶ!夕陽のカスカベボーイズ』は、西部劇を題材にした映画。カスカベが突然西部のような世界に変わり、しんのすけとその仲間たちが「カスカベボーイズ」として活躍します。西部劇の雰囲気を再現しつつ、コメディ要素も満載で、カスカベ防衛隊お馴染みのボケやツッコミが際立つ作品です。

「映画の中に吸い込まれてしまう」というファンタジックな設定が魅力で、とくに西部劇の定番であるガンマンや馬のシーンが、しんのすけたちのユニークなキャラクターと融合して、独特の面白さを生んでいます。

制作背景には、日本国内での西部劇人気や、監督がこのジャンルに対する憧れを抱いていたことが影響しています。

13. 『クレヨンしんちゃん 伝説を呼ぶブリブリ 3分ポッキリ大進撃』(2005)

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『伝説を呼ぶブリブリ 3分ポッキリ大進撃』は、しんのすけが「3分間だけ変身できる」という、ウルトラマン的なユニークな設定が軸となる作品。シリーズおなじみの変身ギャグと、スリリングなアクションが見どころで、しんのすけが3分という短い時間の中でどう状況を打開するかがテンポ良く描かれています。

しんのすけが突然不思議な力を手に入れ、3分という限られた時間設定の中でヒーローとして戦うというストーリーは、物語に緊張感を与えつつも、しんちゃんらしいボケや笑いが続出するテンポの良さが際立っています。

ファンからは、この作品のテンポの良さと、キャラクターの活躍ぶりが高く評価されています。また、しんのすけの変身能力を活かした様々なギャグもこまめに笑え、シリーズならではの魅力を存分に発揮しています。

14. 『クレヨンしんちゃん 伝説を呼ぶ 踊れ!アミーゴ!』(2006)

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『伝説を呼ぶ 踊れ!アミーゴ!』はミステリー要素が強く、ホラーコメディとも言える作品。しんのすけたちの住むカスカベに、次々と”ニセモノ”が現れるという不気味な展開で、ミステリータッチでストーリーが進行するため、普段のしんちゃん映画とは異なる緊張感があります。

「ドッペルゲンガー現象」をテーマに、クライマックスに向けてのスリリングな展開と、しんのすけ特有のユーモアが見事に融合しており、ホラー要素がありつつも、笑いの要素がしっかり盛り込まれています。

ミステリーやホラー映画を意識して作られたしんちゃん映画は本作がはじめて。脚本や演出も緊張感を保ちながら笑いを挿入するバランスが取られており、クレヨンしんちゃんの新たな一面を引き出した作品となりました。

15. 『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ 歌うケツだけ爆弾!』(2007)

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『嵐を呼ぶ 歌うケツだけ爆弾!』は、全体を通して「地球の危機」と「友情」をテーマにしたアクションコメディです。しんのすけの尻に埋め込まれた「ケツだけ爆弾」が世界を破壊しかねないという壮大かつユーモラスな展開が特徴です。

この作品では、しんのすけ自身が「爆弾」となってしまったことで、世界中を巻き込んだ大騒動が繰り広げられます。しんちゃんらしいシュールなユーモアに加え、仲間たちとの絆や友情も描かれており、とくにしんのすけが世界を救うために仲間と協力するシーンは、笑いと涙の絶妙なバランスが魅力。

映画製作の背景には、過去のしんちゃん映画にないスケールの大きさを追求し、地球規模の物語を作る意図がありました。この作品は、そのユニークな設定とスケール感で、しんちゃん映画の多様性を広げた一作です。

16. 『クレヨンしんちゃん ちょー嵐を呼ぶ 金矛の勇者』(2008)

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『ちょー嵐を呼ぶ 金矛の勇者』は、しんちゃん映画の中でもファンタジー色が強い作品。異世界に迷い込んだしんのすけが、「金矛の勇者」として伝説的な冒険に巻き込まれるストーリーで、魔法や勇者の要素が随所に盛り込まれています。

しんのすけが異世界で出会う仲間や、強大な敵との戦いは、ファンタジー映画にふさわしいスケール感を持ちながらも、しんのすけがヒーローとして活躍する姿がしっかり描かれており、彼の成長も見どころです。

制作背景には、ファンタジー映画や冒険映画の要素を取り入れ、従来のしんちゃん映画とは異なる新しい方向性を模索する意図がありました。結果的に、子供たちの想像力を刺激する冒険活劇として成功を収め、ファンの間でも人気の高い作品となっています。

17. 『クレヨンしんちゃん オタケベ!カスカベ野生王国』(2009)

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『オタケベ!カスカベ野生王国』は、環境問題や動物保護をテーマにした、少し大人向けの社会派作品。カスカベが突如「野生王国」化し、人間が動物に変えられてしまうという奇想天外な設定で、しんのすけたちがその危機に立ち向かいます。

本作は、地球環境の保護や自然との共生といった深いテーマが背景にありながらも、しんのすけらしいギャグやアクションが盛り込まれており、子どもから大人まで楽しめる内容。また、映画を通して「自然の大切さ」についても考えさせられる構成となっています。

野生化した人々とのコミカルなやり取りや、動物たちとの絆が見どころで、シリアスなテーマをユーモアで包み込む巧みな演出が光ります。この映画の制作には、環境問題への関心が高まる中で、エンターテインメントとメッセージ性を両立させる試みがありました。

18. 『クレヨンしんちゃん 超時空!嵐を呼ぶオラの花嫁』(2010)

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『超時空!嵐を呼ぶオラの花嫁』は、未来から来たしんのすけの花嫁を巡るタイムトラベル要素満載のコメディです。未来からやってきたしんのすけの「花嫁」と名乗る女性との出会いから、しんちゃんが未来の自分に会うという奇抜な展開が話題を呼びました。

タイムスリップした未来での冒険や、未来の自分とのやりとりが見どころで、未来の世界観や、しんのすけの成長した姿が描かれる一方で、いつもの笑いのセンスは健在。ファンタジーとタイムトラベルを駆使したストーリーが、しんちゃん映画の幅を広げた一作です。

『雲黒斎の野望』以来のタイムトラベルという複雑な設定を用いながらも、ファンにわかりやすく親しみやすい作品に仕上げる工夫が施されており、しんちゃん映画らしさが際立っています。

19. 『クレヨンしんちゃん オラたちの恐竜日記』(2010)

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『オラたちの恐竜日記』は、しんちゃん映画シリーズ初の恐竜をテーマにした作品です。しんのすけが小さな恐竜と出会い、彼を育てながら、やがて恐竜の大冒険に巻き込まれるという心温まる物語。しんのすけの母性本能(?)が存分に発揮され、恐竜「タマ」との関係性が感動的に描かれています。

この作品は、クレヨンしんちゃんシリーズの中でも特に子供向けの冒険ファンタジーとして仕上がっており、恐竜という子どもたちが大好きなテーマを全面に押し出した作品です。育てることや守ることの大切さが描かれており、しんのすけが成長する姿も見どころです。

制作当時、恐竜テーマは観客の幅広い層にアピールするために選ばれたと言われています。恐竜との別れのシーンなどは多くの観客の涙を誘いました。

20. 『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ黄金のスパイ大作戦』(2011)

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『嵐を呼ぶ黄金のスパイ大作戦』は、スパイアクション映画の要素を取り入れた、しんちゃん映画シリーズの中でもテンポの良いエンターテイメント作。物語は、しんのすけが突如スパイミッションに巻き込まれ、秘密組織と対決するというスリリングな展開が繰り広げられます。

本作では、しんのすけの家族や仲間たちがスパイ映画のキャラクターに変身し、ハイテクガジェットを駆使したアクションシーンがふんだんに盛り込まれています。しんのすけの自由奔放な性格とスパイミッションの緊張感のギャップが笑いを誘い、テンポの良い展開が観客を飽きさせません。

制作側は、スパイ映画が持つクールな世界観と、しんのすけのギャグをどのように組み合わせるかに苦労したと言われていますが、結果としてファンからも非常に好評を得ました。

21. 『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ!オラと宇宙のプリンセス』(2012)

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『嵐を呼ぶ!オラと宇宙のプリンセス』は、しんちゃん映画シリーズで初めて宇宙を舞台にした作品。しんのすけが宇宙から来たプリンセスと出会い、彼女を守るために宇宙規模の冒険に巻き込まれるという壮大なストーリーが展開されます。

本作の魅力は、宇宙という広大なスケールと、しんちゃんのいつものコミカルなやり取りが見事にマッチしている点。宇宙船でのバトルや、地球を救うためのクライマックスは見ごたえがあり、スリルと笑いが共存する劇場版ならではのエンターテイメント性が光ります。また、しんのすけが地球を守るためにプリンセスに協力する姿が丁寧に描かれ、しんちゃん映画特有の温かさも感じられる作品です。

22. 『クレヨンしんちゃん バカうまっ!B級グルメサバイバル!!』(2013)

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B級グルメがテーマの『バカうまっ!B級グルメサバイバル!!』は、しんのすけが「伝説のソース」を守るために大活躍するグルメアクション映画。食べ物がテーマということで、観ているだけでお腹が空いてくるような美味しそうな料理が次々と登場します。

物語は、B級グルメの街で行われる「伝説のソース」を巡る争奪戦を、しんのすけたちが繰り広げるというもの。しんちゃん映画の中でも特にコメディ色が強いのが特徴です。また、登場するキャラクターたちがそれぞれの得意料理を駆使して戦う姿はユニークで、しんのすけの“食べ専”キャラが際立っています。

当時全国的にB級グルメブームが巻き起こっていたことから、タイムリーなテーマとして選ばれたようですね。

23. 『クレヨンしんちゃん ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん』(2014)

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『ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん』は、しんちゃん映画の中でもとくに社会的テーマを扱う作品。しんのすけの父・ひろしがロボット化されたことから、家族や社会との絆を巡るドラマが展開されます。親子関係や家族愛を描いた感動作で、シリーズの中でも特に高い評価を得ています。

「ロボとーちゃん」が家族との絆を取り戻すために奮闘する姿が描かれ、普段はギャグ主体のしんちゃん映画とは異なり、泣けるシーンが多いのが特徴。また、しんのすけが父親を救うために立ち向かう姿は、成長した彼の姿を垣間見ることができます。

24. 『クレヨンしんちゃん オラの引越し物語 サボテン大襲撃』(2015)

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『オラの引越し物語 サボテン大襲撃』は、しんのすけの家族が急遽メキシコに引っ越すことになり、そこで巨大なサボテンに襲われるというユニークなストーリー。異国の地での冒険と、サボテンが巻き起こすスリリングな展開が見どころです。

異文化体験をテーマにしつつ、しんのすけのいつものボケやギャグが光ります。とくに家族が協力してサボテンの脅威から生き延びる姿は、笑いと感動のバランスが絶妙です。

制作当時、家族が引っ越すという設定はシリーズ初で、これにより新たな舞台での物語展開が可能となりました。異文化の要素を取り入れた本作は、しんちゃん映画の多様性を広げた一作としても評価されています。

25. 『クレヨンしんちゃん 爆睡!ユメミーワールド大突撃』(2016)

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『爆睡!ユメミーワールド大突撃』は、夢の中の世界を舞台にしたファンタジックな作品。しんのすけが夢の中で冒険を繰り広げ、現実世界を救うために奮闘するストーリーで、『パプリカ』を彷彿とさせる幻想的な世界観が特徴です。

夢と現実が交錯する中で、「夢の中で自由に変身できる」という設定が、しんちゃんの奇想天外なキャラクター性を引き立て、視覚的にも楽しめる内容です。夢の中のカラフルな映像美や、奇抜なキャラクターたちが登場し、夢の中でしかできないような大胆な演出が満載で、観客を飽きさせません。

ファンタジー要素が強く、しんちゃん映画の中でも特にクリエイティブ陣が楽しんでつくっている様子が伝わる一作。

26. 『クレヨンしんちゃん 襲来!!宇宙人シリリ』(2017)

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『襲来!!宇宙人シリリ』は、宇宙人「シリリ」との出会いから始まる冒険を描いたSF色の強い作品。しんのすけと家族がシリリの力で子どもにされてしまい、元の姿に戻るための旅に出るという奇想天外な物語が展開されます。

しんのすけとシリリの交流が物語の中心となっており、地球外から来たキャラクターが、しんのすけたちとどう関わるかが見どころです。

宇宙人の登場や「子どもになる」というユニークな設定を通じて、しんちゃん映画の新たな挑戦が見られる作品。

27. 『クレヨンしんちゃん 爆盛!カンフーボーイズ〜拉麺大乱〜』(2018)

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『爆盛!カンフーボーイズ〜拉麺大乱〜』は、しんのすけたちカスカベ防衛隊がカンフーに挑戦するという、アクションとグルメを融合させたユニークな作品。舞台は「アイヤータウン」という中華街。しんのすけたちがカンフーの修行に励み、謎のラーメンに関する事件に巻き込まれるというストーリーです。

この映画の魅力は、しんのすけが本格的なカンフーアクションに挑戦するシーン。特に、普段はのんびりしたカスカベ防衛隊のメンバーが、それぞれに成長し、カンフー技を駆使して戦う姿は見どころです。また、カンフーアクションだけでなく、食べ物にまつわるギャグやバトルも盛り込まれ、観客を飽きさせません。

制作に際して、改めてアクションシーンの作画に力を入れた点が注目され、シリーズとしても新しい試みを成功させた作品です。

28. 『クレヨンしんちゃん 新婚旅行ハリケーン 〜失われたひろし〜』(2019)

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『新婚旅行ハリケーン 〜失われたひろし〜』は、野原一家がオーストラリアを舞台に繰り広げる大冒険。ひろしが新婚旅行先で誘拐され、しんのすけたち家族がひろしを救うために奮闘する姿が描かれます。

この映画の特徴は、ひろしが家族の中心として大活躍する点。普段はどこか頼りないひろしが、家族を守るために奮闘する姿が描かれ、ひろしファンにはたまらない作品です。また、豊富なアクションシーン、オーストラリアの大自然を背景にしたスケールの大きな冒険が見どころです。

29. 『クレヨンしんちゃん 激突! ラクガキングダムとほぼ四人の勇者』(2020)

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『激突! ラクガキングダムとほぼ四人の勇者』は、ラクガキが現実になるというシュールな設定を持つ作品。しんのすけが「ラクガキングダム」という空に浮かぶ王国の危機を救うため、仲間たちとともに冒険に出ます。

この映画の最大の魅力は、「ラクガキ」の力を使ったユーモアの詰まったアクションシーン。子供たちが描くラクガキが実体化し、それが物語の鍵を握るというファンタジックな要素が強調されています。しんのすけとラクガキたちとのコミカルなやりとりや、友情の描写が斬新です。

30. 『クレヨンしんちゃん 謎メキ!花の天カス学園』(2021)

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『謎メキ!花の天カス学園』は、しんのすけたちが学園を舞台にミステリーに挑む、クレヨンしんちゃんシリーズ初の本格学園ミステリーです。物語は、しんのすけとカスカベ防衛隊が「天カス学園」に転入し、学園内で次々と起こる謎の事件に巻き込まれるというもの。

人気の高い「学園もの」や「推理もの」ジャンルを迷いなくチョイスし、本来幼稚園児であるしんのすけたちが普段とは違う環境で活躍する姿は斬新です。

本作の魅力は、ミステリー要素としんちゃんらしいコメディの融合。普段はギャグ的なやりとりが中心のしんのすけたちが、謎解きや推理に挑戦する展開は目が離せません。

31. 『クレヨンしんちゃん もののけニンジャ珍風伝』(2022)

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『もののけニンジャ珍風伝』は、しんのすけが「ニンジャの末裔」としての秘密を知り、忍者の世界に巻き込まれるアクションファンタジー。この映画は、しんのすけが自身のルーツに向き合いながら、忍者としての力を発揮し、敵と戦う姿が描かれます。

しんのすけが忍術を駆使して敵と戦う姿や、仲間たちとの協力プレイは見どころ。また、「もののけ」や「伝説」といった日本的なファンタジー要素も強く、しんちゃん映画らしいユーモアと緊張感がうまく融合しています。

制作当時、忍者ブームが再燃しており、忍者アクションにフォーカスした作品として企画されました。しんちゃんが新たなチャレンジに挑む姿が描かれ、シリーズの中でもアクション色が強い作品となっています。

32. 『しん次元! クレヨンしんちゃん THE MOVIE 超能力大決戦 ~とべとべ手巻き寿司~』(2023)

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『しん次元! クレヨンしんちゃん THE MOVIE 超能力大決戦 〜とべとべ手巻き寿司〜』は、しんのすけが「超能力」を手に入れ、超能力者として活躍するアクションコメディ。しんのすけが超能力で操るのがなんと寿司……、という奇想天外な設定で、物語が進んでいきます。

最新技術を駆使して描かれた超能力バトルシーンと、手巻き寿司がストーリーのキーであるというギャップが魅力で、スリルと笑いを同時に楽しめます。
しんちゃん映画の新たな進化を感じさせる作品。

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